環境問題は今やどの業界も無視できない重要な要因となっている。ドイツ機械工業連盟(VDMA)ロボット・アンド・オートメーション工業会、ならびにフラウンホーファー生産工学自動化研究所(IPA)とともにAUTOMATICAは、業界が環境問題に真剣に取り組み、地球にやさしい世界の実現に積極的に協力する姿勢を強く示す新たな共同構想《グリーン・オートメーション》を「AUTOMATICA2010」で初めて発信する。
オートメーション・ロボット・メカトロニクス業界は、もともと製造工程の最適化を通じて環境問題に貢献してきているが、革新的なソリューションで環境配慮型製品の生産工程を設計し、省エネ技術が確立されることを助ける本構想は、サステナブル経営にオートメーション技術が貢献することを示してくれるだろう。
「AUTOMATICA2010」では、《グリーン・オートメーション》構想を具現した関連製品・機器・サービスが多数展示されるほか、関心者とサプライヤが一堂に会する場の設定、ならびに環境配慮型製品として成功を収めている事例を紹介する特別展などが予定されている。
また、《グリーン・オートメーション》は、会期中行われるAUTOMATICAフォーラムの中心テーマのひとつとして、さまざまなプログラムで取り上げられる。
その他の注目イベントは、2008年に引き続き『Intersolar2010(ソーラー技術専門見本市)』、国際会議『ISR
2010』、そして『Robotik2010』が併催され、高い相乗効果が期待される。