オプテックス・エフエー(小國勇社長)は、6300円という低価格で、クラス最長の検出距離を実現した、アンプ内蔵光電センサ「Z―eco」を発売した。
Z―ecoは、同社が独自に開発したスイッチング回路と受光素子を1つにしたチップオンボード「Opto―ASIC」技術を採用することで、拡散反射型と回帰反射型において標準価格6300円という超低価格(透過型は6900円)を実現した。
投光光源には最新の4元素赤色LEDを搭載。経年変化による投光パワーの減少を抑えるとともに、透過型でクラス最長の検出距離25メートルを達成した。
また、長距離検出を可能としただけでなく、埃や粉塵にも強くなった。
消費電流は、同社の従来品(回帰反射型)比で35%の削減に成功した。装置や機械全体のエコ化に貢献する。
表示灯部には、内面反射構造のカバーを搭載。カバー表面で光を拡散させるのではなく、内部で多方向に反射させることにより、視認性が向上した。
さらに、操作パネル部には、シルク印刷を採用しており、暗いところでも文字が見やすい。