新春賀詞交歓会を大阪市都島区の太閤園で12日開催し、約200人が出席し
た。
国歌斉唱のあと、会員を代表し、日本配電制御システム工業会関西支部の丹羽一郎支部長が「昨今、太陽光発電や風力発電、地熱発電、波力発電などの新エネルギー関連、さらに、プラグインハイブリッドカーや燃料電池、スマートグリッド、スマートハウスなど当工業会に関わる話題に事欠くことはない。気が付くとこうした分野は、水周りの業界など新しい販売チャンネルができつつあり、特に首都圏を中心に新しい商流の可能性が広がっている。当工業会が実施している技能検定試験も、われわれと全く違う業界の方が受験に来られるなど、喜ばしい半面、ライバルが多くなっていることも実感している。当業界もこうしたチャンスを確実に掴み、前向きの姿勢で実り多い1年としたい」とのべた。
続いて関西配電盤工業協同組合の寺田哲也理事長が「地球温暖化ガス削減は、風力・水力発電、LED照明、電気自動車関連など、電気なくしては実現しない。われわれが尽力しなくてはならない」とあいさつした。
その後、鏡開きが行われ、大阪府電設資材卸業協同組合三原幸二理事長の乾杯の音頭で交歓会に入った。