年賀交歓会をANAインターコンチネンタルホテル東京で5日開催した。
あいさつに立った西田厚聰会長は「100年に一度と言われる世界同時不況に見舞われる中で重電分野は、電力用機器が国内の更新需要と、新興国を中心とした海外の旺盛な電力投資によって堅調に推移したが、産業用機器が世界同時不況の影響を受け、重電機器全体の生産額は大きく落ち込んだ。今年も、電力用機器は手持ち受注に支えられ、まずまず堅調に推移する見込みであるが、依然として国内外ともに設備投資抑制が続き、産業用機器は伸び悩みが続くものと見ている。今年の主な活動として、まず環境問題で、2020年までに90年比25%の温室効果ガスの削減が必要である。電機・電子4団体では自主行動計画目標として、引き続き努力していく。また、エネルギーの供給と消費の両面での貢献も期待されている。さらに、国際標準化ではグローバル市場で優位性を保ち、わが国の最新技術を世界に広めるためにも重要なテーマである」とのべた。