オムロンは、従来機種の使いやすさをそのままに、画期的なロープライスを実現したデジタルタイマ「形H5CZシリーズ」(標準価格6500円~8600円)、電子カウンタ「形H7CZシリーズ」(同8600円)を発売した。
デジタルタイマ、電子カウンタは、食品・包装業界や工作機械、生産ライン、機器組み込み用途など多くのFA業界で使用されている。最近では、中国などBRICs諸国でも生産拡大に伴い、海外向け装置への組み込みやメンテナンスニーズで成長を続けている。
一方、新興国での生産拡大は低価格化競争に拍車をかけている。新製品は、こうした低価格要求に応えるため、配線や操作方法などの従来機種の使いやすさはそのままに、徹底的に経済性を追求しロープライスを実現。電源と入力回路を絶縁分離したデジタルタイマ/カウンタでは業界最安値である。
特徴は、タイマ(カウンタ)の電源~入力間を絶縁分離することで、誤配線による故障や感電、システムダウンなどを未然に防止。
デジタルタイマは、一般的なアナログタイマと同じソケット接続方式/配線なので、アナログタイマから簡単にデジタル化が可能。デジタル化することで、時間精度のアップや経過(残り)時間のモニタが可能になる。また、瞬時接点付きタイプもラインアップ、瞬時接点付きアナログタイマからの置換も容易である。