当社の来期の方針は、今期に引き続き「質・品質・品格・格」を掲げることとし、質を基本に品質の向上、品格の向上を目指す。さらに、確固たるブランド力を構築し、顧客の信用を高めることに努めていきたい。
また、経営品質賞への取り組みとして、特にクイックレスポンス、情報提供力に重点を置き、顧客満足の向上に努め、良い会社・中堅優良企業を目指す。
さらに、来期は特にフロントオフィスづくりに取り組む方針で、今後の当社のビジネスモデルや営業活動などを検討していく事から始める計画である。
営業活動面では、通信・ネットワークなどを中心に拡販を行っていく。最近は情報のデジタル化に伴い、分散したデータの集中管理や装置の遠隔制御など、機器間でのデータ通信が幅広く行われるようになっている。通信手段も無線・有線、高速通信、低消費電力など用途に応じて多様化、高機能化が進んでいる。
特に、設備や装置間の情報通信の制御には、無線から有線まで幅広い通信手段を組み合わせたネットワークが求められている。
当社はZigBeeやWireless
LANなどの無線通信用部品から、Ethernetなど有線通信用部品、さらに通信用個別部品からボード、BOX製品など幅広い層の部品を取り扱っている。
現在、通信専任チームが顧客の複雑多岐にわたる要望に応えられるよう、最適なソリューション提供を行っており、今年はこうした分野をさらに推進していきたい。
当社は今年、創業70周年を迎えるが、今年も厳しい状況が続くことが予想される。奇策を講じることなくキメ細かいサービスの追及や、付加価値の創造により顧客から良い評価が得られるように対応を行っていきたい。