当社は「お客様第一主義」を掲げており、お客様のニーズを的確に把握し、最適のトータルソリューション提供を行うことを最大のテーマとしている。
当社の営業エリアである中四国地区の制御機器業界の状況だが、当地区も世界的不況の影響で昨年は非常に厳しい状況で推移した。昨年秋以降ようやく上向いて来たが、国内全体の動きからみると、回復の速度は若干遅れ気味のようである。
今年も厳しい状況が予想されるが、昨年からテーマに掲げている「原点に帰る」という基本姿勢を今年も継続していきたい。当社の最大のテーマである「お客様第一主義」を根底に置き、専門技術商社として本道を外さず、やるべきことを実践していく。
「お客様第一主義」の基本的な考え方として、求められた課題に対し、スピーディに応えることや、的確に市場を狙うことなどが挙げられるが、今年は特にこうした部分を強化、重要視し臨んでいきたい。
また、厳しい時代を生き抜く企業として、当然無駄な贅肉を落としていくことも視野に入れている。
一方、当社の不変的ビジョンである「CSの向上」は、今年も積極的に推進する。すでに、お客様が求めるその時々のニーズに合わせた勉強会を随時開催し、好評を得ている。今後もこのように時流に即した勉強会を積極的に開催していく方針である。
こういう時期は、企業においても体力勝負となる要素がある。当社としても体力を温存しながらも、今後、大きなテーマに成長すると思われるテーマに対しての種まきは怠ることなく実行し、市場が好転したときの即応体制を図っていく。
当社は、今年創立50周年に当たるが、メーカーなどの協力を得て、乗り切っていきたい。