日本機械工業連合会は、2009年度(第30回)の「優秀省エネルギー機器」として14件を選定、8日表彰した。
経済産業大臣賞は、椿本チエインの「噛み合いチェーン式高速昇降機(ジップチェーンリフタ)」が、資源エネルギー庁長官賞は荏原冷熱システムと荏原製作所の「高速ギアレス圧縮機搭載2重冷凍サイクル型ターボ冷凍機(RTVFシリーズ)」がそれぞれ受賞した。30回を記念して設けられた日刊工業新聞社賞は、日本機械技術の「オーダメイド型高効率ターボ送風機(POWER
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Ntシリーズ)」、木原製作所の「乾湿球温度制御型循環式全自動椎茸乾燥機」がそれぞれ受賞。日本機械工業連合会会長賞は、次の10件。
▽富士電機リテイルシステムズ「ノンフロン型カップ式小型飲料自動販売機」▽アネスト岩田「オイルフリー電気駆動式小形増圧機(EFBS)」▽正英製作所「小型炉用フィン付熱交換器内蔵バーナー」▽三菱電機「上下給電電流個別制御式高性能ワイヤ放電加工機(NAシリーズ)」▽オークマ「多層スリット構造を採用した永久磁石内挿リラクタンスモータ」▽東芝「水素間接冷却式超高効率大容量タービン発電機」▽タクマ「水素メタン2段発酵による焼酎粕処理エネルギー回収システム」▽オリオン機械「ヒートポンプバランス制御(ヒータレス)空調機(PAPシリーズ)」▽三洋電機「バイオ研究用キャピラリーチューブ式小型超低温フリーザ」▽フジキン「多孔付エレメント組み合わせ式高効率連続ミキサー(混合君・分散君)」