オプテックス・エフエー(小國勇社長)は、好評を得ている印字検査用画像センサ「CVS4シリーズ」のリニューアル機「CVS4―Rシリーズ」を発売した。
05年に発売したCVS4シリーズは、各機能を全て1つのハウジングに内蔵したオールインワン設計と、19万8000円(税別)という高いコストパフォーマンスにより、印字検査機向けで世界トップ(07年~09年、10年1月同社調べ)の出荷台数を誇っている。
CVS4―Rシリーズは、外形サイズ・基本機能面で従来機と互換性を保ちながら、見やすさと使いやすさを向上させた。
主なリニューアルのポイントは次の通り。
モニタ画面サイズを1・5インチから1・8インチに拡大。PCを使用せずに本体のみで追加辞書登録が可能。
Ng画面保存枚数を30枚から95枚に増加、異常時においてより過去の履歴確認が可能となった。また、文字認識検査と文字数カウント検査を同時に実現した。
なおCVS4―Rシリーズの発売に伴い、従来機のCVS4シリーズは在庫がなくなり次第、生産終了。標準タイプのほか、標準直角打ちタイプ、微小文字タイプ、長距離タイプ、広角タイプをラインアップ。主要販売先は食品メーカー、包装機メーカーなど。