三菱電機神奈川支社(川崎晴夫支社長)は、「2009年度三菱電機グループ総合展示会in神奈川」を鎌倉市の同社情報技術総合研究所で3、4の両日開催、建設・設計事務所などの設備関係、IT・ソフトウェア、製造、官公庁関係者など約2000人が来場した。
神奈川支社管轄の神奈川県下には、三菱グループの関係拠点が約90あり、1万人が従事している。
同展は02年度から開催しており今回が8回目で、神奈川地区の三菱電機グループ42社から過去最多の27社が参加した。
神奈川には、情報技術総合研究所のほか、デザイン研究所、住環境研究開発センターの3つの研究所があることもあり、初めて研究所に会場を設け、テーマも『R&Dが拓く新たな未来!』と題して、保有するシーズを「環境・省エネ」、「安全・安心」、「ものづくり」、「コミュニケーション」、「サービス」、「暮らし」の6つのコンセプトで展示した。特に、環境・省エネでは様々なシーンでの提案をしており、将来に向けた研究開発状況も公開した。
FA関連機器では2台のキャラバンカーでシーケンサー、漏電遮断器の新製品や組み立てロボットなどを展示した。
また、昨年秋に研究所敷地内に設置した100kWの太陽光発電パネルによる発電の状況や、隣接する三菱電機照明で、LED照明の拡充を狙いにリニューアルしたショールームも併せて披露した。