日東工業 図面・回路まで標準化短納期の標準分電盤発売

【名古屋】日東工業はこのほど、低価格、高品質、短納期の標準分電盤を組み合わせた「SFD(スペシャル・ファスト・デリバリー)盤」の販売を開始した。図面作成時間、分電盤の製作日数が大幅に短縮されている。

従来、工場などの分電盤を注文すると、個別対応のため、図面作成、盤の製作に時間がかかっていた。そこで、今回の「SFD盤」は、標準分電盤の製作範囲を大幅に拡大、個別対応だった各回路の組み合わせを可能にした拡張版の標準分電盤となっている。

図面は自動的に作成されるため、従来の約3日間が最短では1時間で作成可能。さらに標準分電盤の組み合わせにより、製作日数は従来の基本実働4日間が、最短で実働3日間に短縮される。電灯分電盤、自動点滅回路、フル二線式リモコン回路、動力分電盤、二次送り回路、直入起動回路、機器スペースなどを組み合わせることができる。

キャビネットは、壁掛け式、自立式、露出形、埋込形、防塵形、防水形、屋内用、屋外用など豊富な種類から選定できる。電灯分電盤タイプ、動力分電盤タイプ、幹線分岐盤タイプの各盤に、アイセーバタイプ、プチセーバタイプ、ねじ式タイプなどが用意される。

オプションとしては、各種ブレーカ、端子台、キャビネット天面、リモコンセレクタスイッチ、電源ランプなどがある。

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