端子台大手の東洋技研(長野県岡谷市長地権現町4―8―7、tel0266―27―2012、花岡孝社長)は、端子台AT、CT、CT―□□ST、PT、TG各シリーズの大電流タイプにおいてセフティカバー仕様品の受注生産を開始した。感電などの防止対策へ安全性を高めた製品が、今後一層普及するものと見られる。
同社は環境・安心・安全・便利の視点から製品開発を進めているが、その一環として、これまでも標準カバーを備え安全性を確保してきた端子台について、さらに安全を強化する目的で大電流タイプにはセフティカバー仕様の推奨を図っていく方針である。
同社のセフティカバーは、高さがあるため2線の接続も容易にできる利点がある。
今回発売のセフティカバー仕様品は、ネジアップ式端子台ATシリーズがC型20ミリレール/直取付、200A・300A・400A・500A・600A。セルフアップ式ブロック端子台CTシリーズはC型20ミリレール/直取付、240A・310A・400A・600A・800A・1000A。CT―□□STはC型20ミリレール/直取付、240A・310A・400A・600A・800A・1000A。PTシリーズはDIN35ミリレール、200A・300A・400A・600A。TGシリーズは400A・500A・600A/800A・1000A・1200A。