横河電機はシェルから、統合生産制御システムと安全計装システムの制御システムサプライヤー(MAC:Main
Automation
Contractor)に選定され、グローバル包括契約を締結した。
これまでの納入実績に加え、高度な技術力や衛生・安全・セキュリティ・環境対策の面で高い評価を受け、主要サプライヤーの1社に選ばれた。
この契約には、既設システムのメンテナンスサービス、既設システムの更新プロジェクト及び新設プロジェクトに対する制御システムの供給が含まれ、購買側・供給側双方にとって取引の効率化を図ることができるというメリットがある。
また今回の契約では、シェルの「More
upstream
Profitable
Downstream」戦略を支援し、同業分野の中でトップクラスのパフォーマンスを発揮するという構想の一端も担っている。シェルは昨年来、社内のプラント設備サプライヤー数の削減に取り組んでおり、制御システム分野でも同様の絞り込みのための評価を行っていた。
同社では、今回の契約はシェルグループとの関係がさらに強化されたことを意味し、シェルグループとの取引が今後さらに増えるものと期待している。同時に、この契約を弾みに、海外制御事業の展開をさらに加速する方針。