オプテックス・エフエー(小國勇社長)は、従来製品比で体積が12分の1、価格で55%ダウンを実現した、画像検査用の超小型LED照明コントローラ「OPPDシリーズ」を発売した。標準価格1万7800円。国内販売数目標(2010年)は、5000台。
OPPDシリーズは、高密度実装技術と最適な放熱設計により、同社のデジタル調光型従来品と比べ、体積で12分の1となる外径寸法横48×高さ72×奥行き30ミリというコンパクトサイズを実現した。
調光設定は、視認性の良いデジタル表示で、1000ステップの調光設定が可能である。
さらに、業界初となる点灯制御入力と、PWM(パルス幅変調)の完全同期を実現し、カメラの高速シャッターでも明るさに変動がない。
また、設置場所を選ばないパネル取り付けとDIN取り付けに対応する。標準価格は、従来製品比55%ダウンの1万7800円で、デジタル調光型としては業界最安値を実現した。
主な仕様は次の通り。
消費電流は最大0・9A、調光制御はPWM調光方式、周波数は100kHzで1000ステップが可能。調光設定は、スイッチ付きボリュームで7セグメントLED3ケタ表示となっている。