因幡電機産業は、組み込み技術セミナー「INABA
Seminar
Embedded
Technology
Solution
2010」を大阪の同社本社ビルで12日開催、約100人が参加した。
同セミナーは、同社産機本部Eテック事業部が注力する組み込み技術を応用した製品・システムの最新情報をユーザー中心に紹介するもので、今年で4回目となる。
今回は「制御とPCの融合を目指して―新しい組み込みシステムの夜明け」をテーマに、Avalue社が取扱製品やソリューションの紹介、ソルナック社が「ハードディスクのスクリーニング技術」、マイクロソフト社が「Windows7
Embedded製品の紹介」、リンクス社が「ハルコン世界最先端画像処理」、さらに因幡電機産業Eテック事業部が新製品ロードマップとアプリケーション事例について紹介した。
会場には各社の展示コーナーも設けられ、iEi、コンテック、東芝パソコン、デジタル、EBN、Avalue、ハルコン、ロムウィン、TDK、ソルナック、Linx、インターフェイス、マイクロネットなどが出展した。
セミナーの冒頭あいさつに立った同社吉田益巳産機本部長は「組み込み技術セミナーの開催にあたり、ユーザーの方々に行ったアンケートでは、組み込み技術のアプリケーションシステムを紹介して欲しいという要望が強く、今回は同システムに関わる新しいメーカーの方にも講演をお願いした。PCに組み込む新しいアプリケーションは、年々拡大しており避けて通れない。今回のセミナーでヒントを持ち帰り、ビジネスチャンスのひとつとしてお役立て頂ければ幸いだ」とのべた。
なお、同社では2月26日、東京ビッグサイト703会議室でも組み込みセミナーを開催する。