【名古屋】SUNXは、安全回路のソフトロジック化により、生産設備の安全システムをシンプルに構築できる「セーフティマルチアプリケーションコントローラSFLシリーズ」を発売した。当初月産100台を予定。
生産現場において、高い安全性が求められる中、従来のリレーシーケンスでは、セーフティリレーユニットと大量のハードワイヤを使用した複雑な回路設計が必要で、拡張や変更も困難だった。そこで、今回の製品では、安全回路をソフトロジック化することにより、シンプルな安全システムを実現、従来からの問題を解消した。
CPUモジュールを始め、すべてのモジュールが安全認証を取得しており、設計時における安全性の証明が簡単。従来のように、複数の機器・回路ごとに安全性を計算し証明する手間が省ける。設計のフレキシブル化、施工やメンテナンス工数を大幅に削減。
また、パソコンを使用して、ラダーやファンクションブロックによるフリープログラムで安全回路を自由に設計でき、変更や拡張も簡単。最小限のモジュール構成で、効率よく経済的な安全システムを構築可能。CPUモジュールだけの最小構成で、最大14点の制御が行えるのにも関わらず、W75×H100ミリの小型サイズを実現、スタンドアロンの小型設備の安全システムに適している。