電気接触関連機器の大手メーカーである共立継器は、工業用端子台でも豊富な品ぞろえを誇っている。新製品スタッド端子台「NKT―□Sシリーズ」、レール式端子台CUL(北米)規格対応シリーズは、顧客の立場で開発しており使い勝手が良く好評である。
新製品のスタッド端子台NKT―□Sシリーズは、スタッド形状により配線効率が向上する。また、製品強度を高め、JISC2811規格値を上回るトルク値で締め付けが可能である。そのため繰り返し締め付けてもネジ山の摩耗が少ない。端子間の隔壁を長くしているため、丸形圧着端子の絶縁距離が十分に確保でき、安全対策も講じられている。絶縁材料は変成PPE樹脂を採用、熱変形温度120℃、難燃性UL94―V1で自己消火性に優れている。機種は定格電圧600V、定格電流175A、同240A、同440A、同660Aの4機種がある。レール式端子台CUL(北米)規格対応シリーズは配線には圧着端子が不要で、裸電線2本を挿し込み締め付けるだけで接続できる。機種は定格電圧600V、定格電流200A、同300A、同600Aの3機種。(http://www.kyoritsu‐keiki.co.jp)