チノーは、ボタン型SOFCの評価試験装置をより機能アップした一体型評価試験装置「FC5300シリーズ」を開発、5月から発売する。
FC5300シリーズは、SOFCセルの試験を容易にする使い易いホルダー、炉体、加湿系、測定系を一体にしたコンソールで、従来品のデザインを一新し性能・操作性を高めている。
性能面は、セルへのガス供給、蒸気量の高精度制御を実現。PCが標順装備になっており全自動運転が可能、耐久試験を容易に行える。同社の交流インピーダンス計測器FC210との接続で100KHzまでの測定試験を自動で行える。
操作面では、ボタンセルのセッティングが容易で準備時間を短縮できる。セルの形状はボタン以外もそろえている。