日立製作所は省電力・省スペースなデータセンタ環境を提供する「モジュール型データセンタ」に、モジュール内の温度や湿度、消費電力量を一元的に管理する管理・監視機能を新たに追加し、2月17日から販売を開始。この機能により、モジュール内の温度や湿度、消費電力量の一元管理を実現することに加え、収集データを視覚的に表示してデータセンタ管理の見える化の実現と省電力化や、TCO(Total
Cost
of
Ownership)の削減に繋がる。
従来のデータセンタは、各空調機器を個別に管理・監視する必要があったが、今回の機能追加でモジュール内に設置された操作パネル上で、「モジュール型データセンタ」の設備管理に必要な温度・湿度・消費電力量などのデータを一元的に収集し、監視することができる。また収集されたデータは、モジュールを上から俯瞰したマップやグラフなどにより視覚的に表示できるため、設備管理者が「モジュール型データセンタ」全体の稼働状況を把握することが容易になる。