横河電機は、レンジフリーコントローラ「FA―M3R」、組み込みマシンコントローラ「e―RT3」、ネットワークソリューションコントローラ「Xancia」などを販売している。
FA―M3Rは、シーケンスCPUモジュールにトリプルプロセッサーを搭載、ラダープログラム20Kステップ/1msの高速命令と1台2役のセンサーコントロール機能による高速処理、更に高速接点モジュールで入力応答時間10μsと高速化を実現している。一方、e―RT3には2・0マシンビジョン・ソリューションを付加した。
CPUモジュールに、リアルタイムOS上で動作する画像処理ソフトウェアとして高い評価を得ている「HALCON」を搭載することで、画像処理ソフトウェアを搭載したパソコンや、独自のプログラム開発を不要にした。
これによって、組み込みコントローラだけで、機械制御と画像処理を行うことができるようになった。
さらに充実したモジュール群との構成で、カメラから取り込んだ画像データを自動で処理可能。
また、モジュールは、画像取込機能、画像処理機能、位置決め制御機能、モニタ表示機能の4つの機能がリアルタイムOS上で動作する。
(www.e‐RT3.com)