アンドール(小志田一喜社長)は4月1日付けで、同社の親会社TCSホールディングスの子会社であるキャデム(東京都中央区、髙山允伯社長)の株式を100%取得し子会社にする。
キャデムはCAD事業を専門とした技術者が多いことから、子会社化によって同社グループのCAD/CAM/CAEによる設計・開発事業の拡大に向けた協業に繋がる。これによってCAD事業に特化した専業分野への更なる進展を目指し、機械設計から電気・電子設計、ソフトウェア開発へとCAD受託事業の拡大を図る。また、キャデムは同社の資産を活用した営業活動を行うことで、グループ間のシナジー効果を発揮し、開発案件の新規ユーザーの獲得、CAD技術者を充実させることでのアンドール自社ソフトの開発力の強化も目指す。