山武は、デジタルファイバセンサ「HPX―EGシリーズ」の販売を開始した。価格は1万1700円からで、年間20万台の販売を計画。
新製品は、ワークの表裏判別などの用途で便利なオートチューニング時のダイレクトで適切な感度が設定できる自動感度切り替え、ガラスの有無検出などの用途で便利な入光状態の受光量を基準とし、与えられた設定割合で更新周期ごとに検出設定値を自動で補正する設定値自動補正機能など、煩雑な調整を大幅に軽減する機能を搭載することで、簡単な操作で安定検出を実現している。
また、検出領域の余裕範囲が判りやすい余裕度表示機能も搭載している。
機種は標準タイプのほか、外部入力機能付きタイプや省配線タイプなどもラインナップしており、特に省配線タイプは同社の既発売機種「HPX―AGシリーズ」との連装も可能。
また、海外規格もCEマーク、UL規格をはじめ、韓国産業安全衛生公団(KOSHA)が労働災害を削減する目的で制定した任意認証制度Sマークなどへの対応も順次行っていく。