コグネックス(東京都文京区本駒込2―28―8、tel03―5977―5409、島清史社長)は、FA向け画像処理システムIn―Sightシリーズに、外観検査ツール「InspectEdge」を搭載。
外観検査ツールは新開発の領域設定ツールにより、検査位置をマウスクリックするだけの簡単なオペレーションで、複雑な形状の検査領域を素早く設定することが可能となり、検査実施までの工数が大幅に削減できる。
特に従来エッジツールの直線や円形の組み合わせだけでは検査が難しかった太陽電池セルの欠陥検出、樹脂成形部品などの不定形ワークのバリ検出や欠損検出などに威力を発揮。
また、対象物の輪郭部分の欠陥を高精度に検出するだけでなく、より高度な外観検査の機能として対象物の幅を連続して計測する機能も実装し、工業部品の液体ガスケットやシール材の塗布検査など、連続した部位の幅や途切れ(ギャップ)を検査することが可能。主な用途として、バリや欠損の検出としての太陽電池セルやガラスの端面欠損検査など。