ワゴジャパン(東京都江東区亀戸1―5―7、tel03―5627―2050、ピーター・エセイヴァ社長)は、好評発売中のマルチコネクション小型コネクタ「733シリーズ」に取り付けできる指操作用レバー「733―130」を追加発売した。
工場のセンサなどの配線中継は線が細く作業がしにくい上、現場結線などでは圧着端子や専用工具がないと作業ができないといった課題があった。
新製品は、ケージクランプスプリングシステムを内蔵することで、指操作レバー使用によって、電線先端をむくだけで圧着なしで簡単にダイレクト結線でき、センサ交換時などでも端子や工具の心配が不要で、ダウンタイムの削減に貢献する。
また、レバーがなくても小型のマイナスドライバがあれば着脱でき結線が可能。しかも結線後はゆるむことがなく、振動や衝撃にも強く長期間メンテナンスフリーを実現できる。
レバーは取り外し可能で、セットに1個あれば極ごとに順次付け替えて作業ができる。
電線範囲は0・08~0・5sq/AWG28―20に対応し、小型設計のため、省スペースで狭い場所にも使用できる。
オプションの引き止め用ストレーンリリーフは、電線をケーブルタイで固定可能。
そのほか、コネクタ同士の外れを防ぐロッキングデバイス付きタイプも完備している。