日東工業は、小型制御盤用冷却機器として、収納機器の発熱量などに応じて4つの異なる冷却方式が選べるモジュール式冷却器「クーレット」を好評発売中だ。
制御盤に収納される機器の小型化に伴い、小型キャビネットや樹脂ボックスの熱対策に対応でき、機種変更も簡単に行える製品が求められている。
そこで、今回の製品では、収納機器の発熱量、設置環境などに応じ、ルーバー、換気扇付きルーバー、熱交換器、電子クーラの4つの異なる冷却方式を選択できるようにした。
パネルカット寸法を統一しており、機種は容易に変更できる。
外形寸法は140×140ミリと小型・軽量のため、樹脂ボックスや奥行きの狭い小型キャビネット側面への取り付けが可能となっている。
電子クーラタイプの「クーレット・クーラ」は、冷却能力36ワットの高効率な電子冷却ユニットを採用して、省エネ設計になっている。上下連結設置が可能なため省スペースも実現している。
タッチパネル、小型インバータ盤や電子機器を搭載した小型制御盤などの熱対策に使用できる。
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