IDECは、制御盤や産業用機械の過負荷保護、短絡保護用に最適の機器保護用遮断器「サーキットプロテクタNC1V形」を好評発売中である。
NC1V形は、主回路端子に独自開発のSS(Save&Safety)端子を採用して使いやすさと安全性を追求したサーキットプロテクタ。
IP20フィンガープロテクション構造により、丸圧着端子の配線作業が簡単にでき、ねじの取り外しが不要で作業効率を大幅にアップした。さらに、端子カバーを標準装備しており、端子カバーの誤発注の心配が不要である。
補助接点や警報接点付きでリレートップ形も端子カバーを標準装備。一般負荷用と微少負荷の両用。また、安全性向上を図るため、デバイス番号や回路情報などを明示する場合のシール貼り付けや直接記載できるマーキングプレートを備えているほか、OFF状態のハンドルをパドロックすると、誤って通電状態になる感電事故を防止できる。
1極形、2極形、3極形があり、それぞれ幅は17・5ミリ、35・0ミリ、52・5ミリという世界極細クラスのスリム設計で、設置場所の省スペース化に貢献する。
各種動作特性をラインアップ。多彩な用途に対応する定格電流や、電流引き出し/電圧引き出しを完備している。
また、定格遮断電流2500Aを実現。イナーシャディレー(慣性遅延機構)により、モーターやランプなど、突入電流が大きい負荷にも対応する。(http://www.idec.com/japan/)