【名古屋】SUNXは、1次元レーザ変位センサ500台分の測定ポイントを1台に凝縮した「高速多点レーザ変位センサHL―D3シリーズ」を発売した。
従来の2次元レーザ変位センサでは、異なる材質や色から構成されているワークではレーザの反射光量が安定せず測定が困難であったが、今回の製品は多点レーザ方式を採用することで、この問題を解決した。
500ある測定ポイントそれぞれの光量を調整しているため、測定幅12・5ミリ(X軸方向)内で、反射率の異なる材質や色が混在しても高精度で安定した測定が可能。
測定幅内で指定した任意の一部分だけを測定することができ、エリアを限定することで高速かつ効率よく測定が行える。
また、独自のアルゴリズムにより、500の測定ポイントを持ちながら、2・5ミリ秒という高速のサンプリング周期を実現している。測定波形をパソコン上で表示、ワークの形状をモニタリングしながら、多彩な機能設定が行える。
コントローラ1台にセンサヘッドが2台まで接続できる。
測定中心距離は50ミリ、高さ測定範囲はプラスマイナス10ミリ。