日本電設工業協会(林喬会長)は「2010電設工業展」の開催概要を発表した。
今回は「進めようエコライフ!はぐくもう快適環境!」をテーマに、5月26~28日の3日間、大阪市住之江区のインテックス大阪4・5号館で開催する。
今回で58回目となり、4月7日現在の出展申し込み者数は173社(前回の東京会場は192社、前々回の大阪会場は193社)、小間数は453小間(前回514小間、前々回514小間)で、期間中8万人強(前回8万8532人、前々回8万5958人)の来場者を見込んでいる。
出展者のうち、新規が25社、海外企業が7社(内訳は台湾2社、韓国3社、インド1社、タイ1社)となっており、特に今回は新エネルギー関係の企業の出展が目立つ。LED関連企業が20社(前々回は4社)、太陽光発電関連企業が12社(同2社)となっている。
恒例の製品コンクールには38社が申し込みを行っており、審査を経て6月11日にラマダホテル大阪で入賞者の発表、7月1日に同ホテルで表彰式が行われる。
同展の八幡欣也実行委員長は「今回の見どころとして、新エネルギー関係に期待したい。太陽光発電関連やLED関連、各種省エネ機器、さらに自動車の燃料電池充電装置やスマートグリッド関連などが出展されるほか、改正省エネ法に絡むセミナーも予定されている。
また開催期間中、隣接会場で『エネ蔵2010』、『中小企業総合展』が開催されるので相乗効果も期待したい」と語っている。
なお、特別講演として5月26日午後1時30分から3時までインテックス大阪の国際会議ホールで、東京大学の進藤勇治特任教授が「新エネルギーの将来展望―国際動向と日本の取り組み―」と題し講演を行うほか、出展者によるプレゼンテーションセミナーなども開催される。