東芝は、省エネ関連機器として各種豊富にラインアップしているが、中でもIPMモータやインバータの拡販に注力している。
インバータは汎用やファン・ポンプ用など用途に応じて品ぞろえしているが、このうち搬送機械や食品加工機械などの幅広い用途に使える小形インバータ「TOSVERT
VF―nC3シリーズ」は、“SIMPLE&SMART"をコンセプトにしており、操作パネル中央にある大型の回転式設定ダイヤルの採用で、各種設定が簡単行え、また従来、上位機種に搭載されていたEASYキーを全機種に採用し、簡単モードと標準モードを切り換えできるようにした。
簡単モードは工場出荷時には8個のパラメータが登録されており、最大24個まで増やせる。このため使用頻度の高いパラメータだけを変更時には簡単モード、いろいろなパラメータを変更する時には標準モードが便利。しかも設定したパラメータのセキュリティのために、パスワード保護機能も装備。さらに、通信機能はRS485に標準で対応しており、パソコンとインバータを接続することでパラメータの設定、運転状態の制御をすることが可能。
また設置は、配電機器同様の上下に配置した主回路端子台と、取り外し可能なロック機能付き主回路端子台カバーで配線作業が簡単に行え、複数台を密着設置させるサイド・バイ・サイドにも対応している。
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