日本電産コパル電子は、中国での電子部品の製造・販売を目的に、杭州日月電器股份有限公司との合弁会社「杭州科明電子有限公司」を、浙江省富陽市に5月に設立する。
成長著しい中国市場において電子回路部品事業の需要増大が見込まれることから、これらの需要にスピーディに対応しようというもの。
新会社は現地での調達・生産・販売・物流などの一貫した事業体制を統括するもの。資本金は600万USドルで、同社が80%、杭州日月電器股份が20%出資。董事長は菊池詳氏。
合弁相手の杭州日月電器股份は、2002年から電子回路部品事業の生産で協力関係を構築している。