JSIA規格が公共電気設備に採用

分電盤・制御盤やPLC、スイッチ、端子台、トランスなど制御機器仕様まで細かく規定する公共建築工事標準仕様書などの2010年版の電気設備工事編に、日本配電制御システム工業会(盛田豊一会長)のJSIA規格が初めて引用された。工業会の規格制定など事業活動が広く認知されている結果と見られる。

官庁営繕関係統一基準が国土交通省大臣官房庁営繕部監修で更新された。2010年版の「公共建築工事標準仕様書」、「公共建築改修工事標準仕様書」、「公共建築設備工事標準図」の各電気設備工事編に、JSIA113「キャビネット形動力制御盤」、JSIA118―1「配電盤類の電気用図記号と文字記号」などが引用規格として記載されている。

例えば、標準仕様書の第12節制御盤の一般事項には「本節によるほか、JSIA113『キャビネット形動力制御盤』による」とされている。

JSIA113規格は、建築物に付帯する空気調和設備・給排水設備等で周波数50Hzまたは60Hzの交流600V以下の電路に接続される電動機・電熱器等の運転及び保護を目的とする定格電流600A以下の動力制御盤で、今年2月に改正されたもの。JSIA118規格「配電盤類の電気用図記号と文字記号」は、配電盤・制御盤・分電盤・監視盤類の図面の合理化を目的に規定したもの。

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