レーザー学会(中井貞雄会長)は「第2回レーザ学会産業賞」7件を選定した。
優秀賞は、装置・システム部門で昭和オプトロニクスの「小型グリーンレーザー」、コンポーネント・デバイス部門で日亜化学工業の「青色レーザーダイオード」、産業応用部門で浜松ホトニクスの「ステルスダイシング」の3件。奨励賞は、澁谷工業の「レーザ・ウォータ複合加工システム:LAMICS」、IHIの「3次元レーザレーダ式踏切障害物検知装置」、島津製作所の「小型グリーンレーザーBEAMMATE」の3件。貢献賞はネオアークの「周波数標準レーザー」。
小型グリーンレーザーは、532と473nmの小型波長変換レーザーで半導体レーザーの応用製品として、低雑音性に優れ、コンパクト。この分野で高い世界シェアを持つ。
青色レーザーダイオードは、不可能と言われた青緑色のレーザーダイオードを世界で初めて開発し、半導体レーザーの世界を一変させた。販売実績はすばらしく、今後も期待が高い。