ビーシーシー 消費電力と発電電力を表示 「EneWatch省エネ支援システム」発売

情報システム会社のビーシーシー(広島県福山市光南町3―6―10、tel084―921―2475、北村祥三社長)は、発電と消費の両エネルギーを収集・表示しムダなエネルギー排除とCO2削減を促進する「EneWatch省エネ支援システム(太陽光発電システム対応)」を発売した。販売価格は標準構成で120万円。初年度50本の販売を計画している。

新発売のEneWatch省エネ支援システムは、パソコン、19インチ液晶モニター、受発電収集サーバ、RS―232C/RS―485変換器、受発電表示ソフトウェア、受発電設定ソフトウェア、受発電収集ソフトウェアで構成。

システム導入により、積算電力量(消費電力・発電電力・買電電力・売電電力)、太陽電池(電圧・電流・電力)、CO2削減量・削減石油量、気温・日射の強さの状況をリアルタイムに収集・表示できる。

また、計測データを日報・月報・年報形式で表示でき、しかも消費エネルギー、原単位などのライン・機械別に消費電力量、月別消費電力量などを比較・分析できるのもきめ細かな省エネ対策に効果的である。データは、CSV形式で出力可能でありユーザーが加工利用も可能。

消費エネルギーの計画値、目標値の設定と実績値との比較・分析も行うことができる。

さらに、警報メールで計測値の上下限監視に加え設備稼働・機器状態の変化を管理者に通知できる機能も備えている。

このほか(1)主要各社のパワーコンディショナーに対応(2)アニメーションを利用したビジュアルな監視画面と教育コンテンツ(3)高信頼の受発電収集サーバで長期連続運転が可能(4)オプションとして複数事業所の計測データの一元管理―などの特徴を持っている。

同社では、中小企業でも導入可能なコストパフォーマンスに優れた省エネ支援ツールとして、製造業、事務所、ビル、公共施設、医療・福祉施設、宿泊施設、スーパー・百貨店、娯楽施設などに積極的に販売する。

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