内外電機(東大阪市高中田本通4―1―1、tel06―6783―3361、丹羽一郎社長)が開発した電気自動車用充電スタンド「エレナージ(Elenerge)」がこのほど、カー用品のスーパーオートバックス3カ所に導入された。
エレナージは、ハイブリッドカーなど将来普及が見込まれる電気自動車専用充電器で、店舗に設置することでドライバーの利便性を高めるとともに、CO2排出削減に向けたインフラ整備の貢献を目的に開発された。特徴は、AC200Vによる倍速充電方式を採用。プラグインハイブリッドカー、電気自動車に対応する。充電に必要な最小限の機能と低コストを実現しているほか、安心して使用できるように漏電遮断器を採用(感度電流30mA)している。
特定利用者向けにダイヤル番号での開錠、一般利用者向けにハンドルでの開錠の2種類から選べ、1台の充電スタンドで同時に2台の車両が充電でき、限られた駐車スペースが有効に活用できる。
充電可能を示すLED表示灯付き。屋内・屋外兼用型で操作性を高めたスタンド型。高さは1300ミリで横184ミリ、奥行き180ミリで約27キログラム。コインパーキング、商業施設、公共施設などの駐車スペースに設置することで、充電サービスを提供する。
同社では、この試みにより、CO2排出削減に関連したインフラ整備へ寄与していくほか、電気自動車を所有するドライバーの利便性を高めることで、さらに電気自動車の普及を応援していく方針。