NECA コストダウン提案力が増加 「顧客満足度調査」を実施

日本電気制御機器工業会(NECA)の商社業務専門委員会では、「第11回顧客満足度調査」報告をまとめた。昨年7月から9月にかけてNECA会員商社14社を通じて3260件のアンケートをユーザーに手渡し回答を得た。回収率は70・7%。

アンケート内容は、商社の選定基準や営業の基本的姿勢、環境面での重要度、機械安全、NECAについてなど多岐にわたる。

このうち、商社営業に期待する能力としてコストダウン提案力が42%と増えている。トータルコストダウンを求める顧客の課題を示していると言える。続いて最新技術情報の提供(21%)、生産性向上への提案(10%)の順。

また、商社の選定基準として34%が価格対応を挙げており、続いて納期調整力(28%)で、この2つで3分の2を占めている。厳しい景況を反映して、価格対応への不満のコメントもあった。

一方、物流面の重要度では約束納期の厳守(43%)と緊急時の対応(29%)の2つが1・2番で重要視しており、これに誤納品がないことを加えると3つで80%を占めている。

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