山洋電気は、FA用途に使えるコントローラ「SANMOTION
C」のラインアップに、高速フィールドバス「EtherCAT」インタフェースを搭載し、CPUの処理能力を高めたモデルを6月1日から発売する。今年度150台、来年度400台の販売を計画。
新モデルは、100Mbpsの高速かつ高信頼性の通信ができるフィールドバス「EtherCAT」インタフェースをCPUに搭載したことで、FA装置・システムの応答性能が高速かつ制御性が向上し、タクトタイムが大幅に短縮できる。
また、CPUの形状も高さ120×135×奥行き100ミリと、同社従来品比体積で33%削減して小型化を図っており装置・システムの省スペース化が可能。
主な用途は、ロボット、半導体製造装置、搬送装置、一般産業機器など。
主な仕様は次の通り。
▽CPU=CPU(CISC)1・1GHz▽メモリ=RAM512MB、SRAM1MB▽インタフェース=EtherCAT(100BASE―TX)、Ethernet(10/100Mbps)、CAN(125Kbps~1Mbps)、RS―485(1200~11万5200bps)▽重さ=960グラム。