村田製作所は、表面実装対応の世界最小・最薄型の焦電型赤外線センサ「IRS―Bシリーズ」の発売を開始した。サンプル価格約200円。月産能力は100万個。
同社では、独自のパッケージング技術と焦電セラミックス材料の改良により、さらなる小型化・薄型化を実現した。
IRS―Bシリーズは、世界最小、最薄サイズ(4・7×4・7×2・4ミリ)で、同社従来品に比べ、体積約50%、高さ約10%小型化。一般的なリード品と比べると体積約20%、高さ約50%と圧倒的な小型・薄型化を実現した。
業界唯一の鉛フリーはんだリフロー表面実装対応、高感度で、独自のパッケージング技術により、優れた耐電磁波ノイズ特性を実現した。
また、フラットレンズはレンズの曲率を極限まで大きくしたフラット形状で、搭載される機器をすっきりとしたデザインに仕上げることが可能。