オータックス(横浜市港北区新羽町1215、tel045―543―5621、飯塚庄平社長)は、「第21回販売代理店総会」を同社中国工場の見学も兼ねて、深〓の欧達可電子本社で22日開催、代理店から10社14人のほか、同社関係者など合わせて30人が出席した。
急速な景気の立ち上がりで、電子部品の納期が逼迫していることから、販売店に生産の状況も見てもらうおうと、午前9時から午後3時まで工場を見学した。
欧達可電子総経理を兼務する同社富田周敬副社長は「中国オータックスは設立以来15年が経過したが、生産設備、技術、品質のすべてに優れており、何でも生産できる。需要に応えられる体制を整備していく」と工場の概要を説明した。
その後総会に移り、新たに代理店会の会長になったサンワテクノス田中裕之常務が「昨秋より電子部品が入りにくい状況で心配しているが、今日工場をみせていただき、過去最高の従業員数と設備で生産しているのを見て安心した。今後もオータックスさんと協力してビジネスを行っていきたい」とあいさつした。
また、飯塚社長は「一昨年から継続して行ってきた構造改革の結果、連結で黒字に転じている。今期は個人々々の気持ち、考え方を改革してもらうことを社員に説明している。拡大するところ、縮小するところを見極めながら謙虚な気持ちで今後のビジネスを展開していきたい」と今後の方針を示した。
その後、成田広副社長から売り上げデータ及び新製品紹介が行われ、終了した。