SEMIとSEMIジャパンが、このほどまとめた2009年度(09年4月~10年3月)の全世界の半導体製造装置の販売高は、前年度比8・6%減の201億4326万ドルとなった。08年度に比べ約20億ドル減少した。
このうち、マスク・レチクル製造装置が34・0%増の5億6093万ドル、組立用装置が同28・4%増の19億4132万ドルと大幅に増えたのに対し、ウエハー製造用装置が同58・7%減の9596万ドル、半導体製造装置用関連装置が同48・5%減の5億4347万ドル、ウエハープロセス用処理装置が同8・9%減の148億8495万ドル、検査用装置が同14・9%減の21億1662万ドルとなっている。
また、市場別では台湾が同115・7%増の63億977万ドルとなって世界のトップになり、韓国も同21・2%増の41億6507万ドルと2位につけたのに対し、08年度1位であった日本は同57・4%減の23億1721万ドルと4位に転落、北米も同35・6%減の31億5440万ドルと2位から3位に後退した。