東日製作所(東京都大田区大森北2―2―12、te03―3762―2452、辻修社長)は、検査/締め付け作業向けデジタルトルクレンチとして、「PROTORK(プロトルク)シリーズ」全5機種を今月から発売した。価格は12万1100円。新製品は同社のハイエンドシリーズのCEM3と比較して約4割安くした。
また、トルク測定の高速応答性も、CEM3シリーズと同等のサンプリング速度が可能な測定回路を新規設計、締め過ぎなどの問題も防止できる。
さらに、締め付けの目標トルクを最大10点登録可能で、目標トルクに達するとブザーとLEDで警告し、締め付け完了を知らせる。しかも、目標トルクは素早く呼び出せるため、セルラインで多用される同社の単能形のクリック式トルクレンチ10本をプロトルク1本に置き換えることも可能で、導入と管理コストの低減が見込める。
精度はプラスマイナス3%(校正証明書付き)でISO6789
Type
I
Class
Cの校正手順に準拠。