【名古屋】SUNXは、光量変化をアナログ電流に変換し、検出物体の移動・変位・偏心をモニタリングできる「モニタ電流出力タイプ
デジタルファイバセンサFX―505―C2シリーズ」を発売した。
検出性の高さと安定性で好評を博している「FX―500シリーズ」に、モニタ電流出力タイプを追加したもので、ファイバセンサでの対応アプリケーションの更なる拡大を図っている。通常のオンオフ出力の制御に加え、滑らかな制御を必要とする装置に適している。
入光量のデジタル値に対し、4~20ミリアンペアのモニタ電流を出力、検出物体の変化をモニタリングできる。例えばフィルムやシート材の蛇行を、光の変化量として捉えて制御可能。
「超品質ファイバFT/FDシリーズ」と組み合わせることで、入光量の安定性能が従来比4倍に向上、より絶対値に近い本質的なデジタル値で管理が行える。これにより、(1)目標値に対して光軸調整ができる(2)作業指示書を定量化(数値化)できる(3)実験データの信ぴょう性が高くなる(4)メンテナンスが簡単―などのメリットが生まれる。
また、新開発のセンシングエンジン「SENTRION」の搭載と、徹底したS/N比の向上により、高精細化・低ヒステリシス化を実現、わずかな光量差でもキレ味鋭い検出が可能。
小型カバーの採用により、狭い装置の中に設置した場合もカバーの開閉がスムーズに行え、ワイドディスプレイで高コントラスト、高輝度の7セグメント表示は、広範囲からハッキリと視認できる。NPN出力タイプとPNP出力タイプがあり、価格はいずれも1万9800円。