三菱電機は汎用インバータとして、A700、F700、F700P、E700、D700シリーズを中心に展開している。
受注も中国市場の機械、建物関連の需要を背景に今年3月、4月は前年同期比70~80%増と好調に推移している。
新製品として昨年12月に発売したF700Pは、ファン・ポンプ用に対応して、IM(汎用モータ)だけでなく、IPM(高効率同期モータ)の両方の運転を設定ひとつで切り替えできる。
このため、予備インバータを2種類そろえる必要がなくなる。
また、省エネ効果がわかる省エネモニターもついており、操作パネルやネットワークを通じて容易に確認が可能。
さらにファンやブロアなどの2乗トルクパターンや加減速時間自動切り替え、パスワード機能などもついている。
さらに既存機種でも好評を得ているMダイヤル付き操作パネルや、新たに搭載した目的に合わせパラメータを自動設定できる機能など、簡単操作を実現している。
そのほか、RS485端子の標準装備やオプションでの主要通信ネットワークへの対応も可能。
(http://www.MitsubishiElectric.co.jp/melfanswe
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