東洋電機製造のインテリジェントインバータ「VF66シリーズ」は、同社のモータドライブ技術を結集して開発したもので、誘導電動機、及び同社の永久磁石同期モータ(EDモータ)を駆動することができるマルチ対応が大きな特徴となっており、多彩なアプリケーションで使える。
制御モードは、誘導電動機で、速度制御範囲が速度センサレスベクトル制御1対150、始動トルク200%、EDモータで同1対100、150%を実現している。
EDモータと組み合わせることで省エネ化が図れ、大幅にランニングコストを低減できる。
また、PLC機能(プログラム容量28Kバイト、4096ステップ)を内蔵しており、多彩な演算が可能なスーパーブロックなどによって、外付けタイマーやリレーなど周辺機器を削減。
さらに、電解コンデンサ10年、ファンモータ5年など長寿命部品を採用することによってメンテナンスコストを低減し、特にファンモータは簡単に交換が可能。
設計・調整をサポートするパソコンツールも準備しており、インバータの設定パラメータの編集、書き込み、読み出しや運転中の各種動作波形の表示なども行える。
(http://www.toyodenki.co.jp)