急速に需要が回復する光電・近接センサ 新エネルギー分野、安全・防犯関連などに期待 近接センサとは 磁束、超音波の変化を検出する非接触センサ

近接センサは、半導体開閉素子を備え、磁界や磁束変化、電界、超音波などにより近傍の金属、非金属などの物体の有無、位置を検出する非接触センサ。

種類は、磁気検出素子と磁石の組み合わせにより検出体が接近したときの磁束変化を利用して検出する磁気型、検出領域内に磁界を発生させる誘導型、検出領域内に電界を発生させる静電容量型、検出領域内で超音波を送・受波する超音波型があり、耐環境性に強くそれぞれの特徴も持っている。

磁気型は1960年代後半にリードスイッチ型が開発され、70年代に磁気抵抗素子型、ホール素子型が登場した。誘導型は60年に高周波発信型、90年にそのオールメタル型が開発された。また、60年代半ばに差動トランス型、70年に誘導ブリッジ型が発売される。静電容量型は60年代半ばに市場に投入され、90年中頃には電極分離型も登場する。超音波型は60年代半ばに対向型、70年に反射型が発売される。また、自己診断機能を備えた機種も開発されている。機械安全にも使用されるなど用途は拡大の一途をたどっている。

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