産業用接続機器大手の東洋技研は、配線効率の向上と分岐作業の煩わしさの両方を解消できるスタッドタイプ分岐端子台「PTXシリーズ」を4月に発売した。導電板の高さと端子間ピッチがブレーカー端子部に対応しており、配線作業効率が大幅に向上する。
新製品PTXシリーズは2次側の配線を分岐するのに適している。機種はPTX―100、同225があり、それぞれ直取付式、DINレール取付式がある。直取付式は導電板の高さと端子間ピッチが各社製ブレーカー端子部に対応している。受電側(1次側)から送電側(2次側)への分岐作業の煩わしさがなくなる。また、2次側には3カ所の結線ビスを設け分岐に対応している。端子台本体と側板は難燃性、耐電圧、絶縁抵抗に優れるPPE樹脂UL94V―0を使用。
PTX―100は1次側(M8/60mm2)175A、2次側(M6/22mm2、M5/8mm2×2)合計最大175A。PTX―225は1次側(M10/100mm2)240A、2次側(M8/38mm2、M5/8mm2×2)合計最大240A。
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