サンセイテクノス(大阪市淀川区西三国1―1―1、tel06―6398―3111、浦野英幸社長)は、同社の南大阪ビルで「サンセイスプリングフェア2010」を14日開催、当初の予想を超える500人以上が来場し盛況であった。
同フェアは、「省エネ」「低コスト化」「環境」をテーマに、同社と取り引きのある主要メーカー16社が協賛し、関連する最新の製品やシステムを出展した。同時に、20年以上にわたり、3000件以上の施工実績を持つ同社技術部が、様々な業界での経験を活かし、ニーズに合わせた提案を行うなど、質の高いソリューション提案が行われた。
来場者は設計や生産の現場関係者が多く、1つのブースに1時間以上時間を取り説明を求めるなど熱気がこもったフェアとなった。
同社取締役市場戦略部浦野英和部長は「当社の南大阪ビルでは初の展示フェアとなったが、来場者は現場を担当する方が多く、メーカーの担当者や当社の技術部と様々な課題解決に向け、じっくりと内容のある話ができた。従来の展示会にはない内容の深いものになったと感じている。今後、メーカー単体では難しいメーカー相互の有意義なコラボレーションの提案など、顧客の課題解決に向け最大限の努力を払っていきたい」と語っており、今後の技術関係を中心とするフェアの一つのあり方を示唆するものとして注目された。
フェア来場者はその後、同社社員の案内により隣接するファームと、文化性に富む展示物を備えた新物流センターを見学した。「顧客感動」のテーマを掲げ、ファームづくりを通じ社員教育や販売・サービスの向上を図る同社の説明を受け、来場者は改めて同社の取り組みを評価していた。