日本電気制御機器工業会(NECA、舩木俊之会長)は、「2010年度業務系委員会成果発表会」を東京・汐留のパナソニック電工東京本社ビルで開催、約60人が参加した。
この発表会は、NECAの業務系委員会が年に1度一堂に会し、1年間の活動成果や調査・研究内容、今年度の活動計画などについて報告を行うもので、今年で11回目。
開催の冒頭、あいさつに立った業務委員会の佐藤正博委員長は「業務委員会の累計開催回数456回をはじめ、すべての委員会が130回以上の委員会を開催している。この発表会も今後継続していくためには魅力がないといけない。新たな発展のためにも意見を発表して魅力を引き出していきたい」とのべた。
発表は、業務、センサー、リレー、スイッチ、PLC・FAシステム、市場調査研究会の順に各30分~50分間行い、質疑・応答の時間も設けられた。
いずれの発表も、1年間の活動成果を集大成した内容で、特に製品の市場分析や今後の市場予測は、非常に細部にわたっており、今後の製品開発、営業戦略上、非常に貴重な内容といえる。