熱対策関連機器の大手メーカーであるアピステは、単なる熱対策機器メーカーにとどまらず、エネルギー消費社会から環境にやさしい省エネルギー社会の実現をテーマに、「環境改善のトータルソリューションメーカー」を目指している。
同社は「最高の技術、最高の製品、最高の誠意を提供しよう」という企業理想のもと、1992年設立。社名の由来は、スペイン語で三角形の頂点を意味する「Apice」にテクノロジーの「te」を加えたもの。「技術・製品・誠意」を三角形の頂点に置き、逞しい開発力・どこにも負けない高品質・ヒューマンなサービスを提供する企業体質を構築、各方面から高い評価を得ている。熱対策機器の専門メーカーとして、数々の経験とノウハウを凝縮。FA分野から過酷な屋外環境まで需要が拡大する制御機器の信頼性確保、さらに、OA分野・IT分野での通信ネットワーク環境の信頼性・安定性を提供するために、独自の個別空調技術と製品開発を展開している。
また、同社が積極推進しているクリーン&精密空調機器分野では、半導体・液晶・電子部品の製造ラインや研究開発分野での製造品質、測定精度に関わる高品質な製造環境・温湿度環境の改善を提案している。
最近では「地球環境に優しく」をテーマに、工場・ビル・公共施設の省エネ推進ツールとして、誰でも気軽に操作できる省エネモニタ・電力監視モニタの開発にも取り組んでいる。
06年には、業界最高性能の赤外線サーモグラフィを製品化。非接触で温度の測定・分布・解析をより多面的・総合的に捉える特徴を活かし、熱による製品の品質の変化・耐久性、設備の診断、さらに最適な温度環境測定ツールなど、幅広い分野で採用されている。
06年にISO14001認証を取得している。
【アピステ概要】
▽設立=1992年12月▽本社=大阪市北区堂島浜1―4―16、tel06―6343―0515▽代表取締役社長=望月克彦▽製造品目=制御盤用クーラー・制御盤用熱交換器・サーバラック用空調ユニットなど熱対策関連機器、精密空調機器、クリーン関連機器、温度測定機器、電力監視モニタなど環境測定機器など。