日本配電制御システム工業会関西支部と関西配電盤工業協同組合は、2010年度(平成22年度)総会と合同春季懇親会を大阪市都島区の太閤園で18日開催した。総会は、09年度の事業報告・収支決算報告・会計監査報告、10年度事業計画・収支予算などの議案を審議、すべて了承された。その後、役員の改選がなされ、工業会関西支部は役員全員が再選、協同組合は寺田哲也理事長が再選された。各役員の氏名は次の通り。
▽日本配電制御システム工業会関西支部=支部長・丹羽一郎(内外電機)、副支部長・川口久美雄(因幡電機製作所)、同・三宅康雄(タケモトデンキ)、同・奥井秀樹(奥井電機)、同・橋本謙一(新岩村電機製作所)
▽関西配電盤工業協同組合=理事長・寺田哲也(関西電機工業)、副理事長・井上哲次(京都精工電機)、同・川口久美雄(因幡電機製作所)
総会後は懇親会に移り、会員を代表して丹羽一郎支部長が、「現在、関西圏のGDPは東京都のGDPに匹敵する約90兆円レベルに達している。この金額はオーストラリアや韓国、オランダとほぼ同等である。現在の韓国経済の勢いは凄まじいものがあり、関西のGDP値を追い抜くことも予想される。関西の経済界はもっとライバル意識を持ち、エネルギーを伴って取り組む必要があるのではないか。やり方次第でまだまだ関西経済は伸びると思うので、会員の方々共々努力していきたい」とあいさつした。次に寺田哲也理事長があいさつに立ち「いろいろな情報を集約し、当業界として様々な技術を外に向かってもっとアピールするとともに次の世代に受け継がれるようにしたい」と述べ、締めくくった。