山武の中国での現地法人「上海アズビル制御機器(SACN)」が、中国科学技術部、上海市科学技術委員会から「高新技術企業(ハイテク企業)」に認定された。
高新技術企業とは、中国政府が重点的に支援するハイテク分野のうち、持続的な研究開発と技術成果の応用を行い、企業の革新的な自主知的財産権を形成し、かつこれを基礎とした経営活動を展開している企業を対象としている。称号を申請する企業に対し、同業種の専門家による厳格な技術審査を経て認定しており、これによって、中国での先進性の高いハイテク企業で、取引をするのにふさわしい企業であると認められた。
SACNは1995年の設立以来、分散制御システムをはじめ現場機器に至る数多くの実績を築き上げている。04年には、上海市政府(上海市外国投資工作委員会、上海市対外経済貿易委員会)から「上海市外資先進技術企業」に認定されている。
今回の認定について、SACNの友永道宏総経理は、「当社が高度な技術を持つ会社であるという企業イメージを向上させただけではなく、azbilグループが中国においてお客さまの信頼・安心を得て、ビジネスの展開できるということの証明にほかならないと認識している」と語っている。